その2「店長が今は住めなくなった古民家借りるまで」 くずれた竈(かまど)との出会い

   

年の暮れも押し迫ったある日でした。

あるお客様から

「お風呂が沸かなくなったから困った」

との連絡

早速、訪問することに

まずは、その方のお母さんが住んでた場所にまだ使えそうな灯油の【※1 ボイラ-】があるということで
【※1 お湯を沸かす給湯器=ボイラー】

先にお客様と一緒にその場所に行くことに

(なんか、来たことあるな・・・)

と思いつつ、細い山道を下ってその場所へ

家屋
この下の屋根がそうです!

石段
石段上がって入ります!!ドキドキ!ワク!ワク!

下っている内に思い出すつらい記憶、

(あっ ここ冷蔵庫の回収にきたな!)

3年くらい前の夏、すごく暑い日、

この家の冷蔵庫回収を依頼されたのを

思い出しました。

屋内001

その時は、古い道具がある家だな、たぶん取り壊すんだろうと思っていたのですが・・・

ちゃんとしっかり 残っています!

すぐに住める状態でないものお掃除はされている状態

屋内002

少し中見せてもらうと

あった!!

か・ま・ど(竈) が!

かまど01

一瞬、ここで、ピザを焼いて、優雅に火を見ながらグラスをくゆらす
自分がオーバーラップ!

(いかん、工事打ち合わせだった)

この古民家にそそられつつ、その思い振り切って

(仕事、仕事)

その使えそうなボイラーを点検しました。
製造から10年未満の機械
しかし、3年前の灯油が入ったまま・・・

当然、空家で電気が来てないので動かすこともできず、古い灯油は使ってはだめです。

店長「使えそうですが、万が一故障してた場合は、取り外し、移動、取り付けなどが終了した段階で使用不可、修理ということに
なってしまうので、故障の場合は年明けになってしまいますが、どういたしましょう?」

(狭い道で移動も大変だな、移動中に故障しても困るし)

店長「誰かにこのお宅貸す予定や、使われる予定あれば、設置したままでもいいと思います、もしその時がくれば
使用できるか点検いたします。」

お客様「もう、住むことはないしねえ」

店長「では、移動しますか」

とのやり取りの後

ボイラー本体はそのままで、古い灯油を残したままでは危ないことと
今回故障した【※2 ボイラーの灯油タンク】が古いので
まだ、使えるボイラーの灯油タンクだけ移動設置することに。

【※2 ボイラーの灯油タンク=お湯を沸かすために必要な燃料である灯油を貯蔵する入れ物】

しかしながら、年末、今日は26日土曜日28日発注で29日工事、通常ならギリギリです。

(でも、年内できればしてさしあげよう)

と思いつつ、約束破ることになってはいけないので、来年の1月5日の工事が最短ということにして
打ち合わせ終わりました。

我慢できず

せっかくなので、先ほどそそられていたこの古民家を貸していただけるか聞いてみることに。

屋根001

お客様「雨漏りもしてるしねえ」

店長「もしよろしかったら、直して住んでみたいのですが」

お客様「・・・」

店長「家賃も支払います、いかほど必要でしょうか」

少し、お金のお話した後、
(お金の話は気になるところでしょうが、負担にならないくらいですとだけ言っておきましょう)

お客様「気に入らないかもしれないけど、いつでも見に来ていいから考えてみれば」

(やった!)

店長「ありがとうございます、また見せていただきます」

庭002
ここの庭の生垣から覗く風景です

・・・・つづく

さて、

その2「店長が今は住めなくなった古民家借りるまで」

くずれた竈(かまど)との出会い

いかがでしたか。

借りたい、過ごしてみたい古民家に出会うまでのお話でした。

これは、店長が田舎に住み、商売していたからこその

お話と思われるかもしれません。

しかしながら、

諸手を挙げて「どうぞ、どうぞ」ということでもありませんでした。

だって、空家でこそあれ、思い出の詰まった元我が家ですから。

私は、少しでも誠意が伝わるようにお話をこの方にお話させていただきました。
どこが気に入って、自分は怪しいものでなくて、周囲の方々とうまくやろうと努めますと。

皆さんも
まず、気に入った、風景や場所を見つけて、
少し地域の方と「別荘探してるんです」とお話してみてください。

ずっと暮らしたいとか言わず、肩に力入れず、手土産持っていろんな方と話してみてください。
地区長さん(顔役の方)、気に入った家の大家さん、紹介してくれた方の連絡先と
できれば、町内会費、家賃など聞いておけばいいと思います。
役場にも是非立ち寄ってくださいね。

親切にお話してくれない場合や受け入れを拒む地域もあると思いますが
そこは、理由を聞いてみて考えてみてください。

できれば、最短で田舎に別荘が見つかり、その後、楽しく過ごせることも含めて
店長の体験を通じてご紹介させていただきます。

このお話は、店長のこれからの体験談となりますが

もし、自分ならと置き換えてみてください。

皆さんが主役です。

店長の体験や失敗を踏み台に
懐かしい暮らしや趣味、癒される暮らしを実現してください。


さあ、田舎探訪へ出かけましょう!!

風景001
このお家の畑です。露地栽培も挑戦できればいいですねー

このお話で出かけることができなくても
田舎暮らししてる、少しだけ、
普段と違う「ほっ」とした気分になっていただければ嬉しいです。

店長 山崎 篤之

次回は、もう少し踏み込んで、借りるまでのお話いたします。
http://www.rakuten.co.jp/inakadougu/

商品も見て、いろいろ想像めぐらしていただきたいと思います。

 - 古民家再生日記